街と地域の紹介

2025.03.01

【2025年版】京都市で学区が人気のエリアはどこ?子育てにぴったりな街の特徴とは?

【2025年版】京都市で学区が人気のエリアはどこ?子育てにぴったりな街の特徴とは?

京都府京都市には、全部で11の区があり、子育て環境もそれぞれ異なります。
今後、転入を検討するにあたって、希望の学区があるという方も少なくないでしょう。

今回は、京都市で子育て世帯に人気の区をランキング形式で紹介します。
各区のおすすめポイントや主な小中学校についても触れているため、ぜひ参考にしてください。

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【人口から見る】京都市で子育て世帯に人気の区ランキング

京都市総合企画局デジタル化戦略推進室の資料「京都市のこどもの数-令和6(2024)年『こどもの日』にちなんで-」では、エリア別の子供の人口が公表されています。

今回は、このデータをもとに、京都市で子育て世帯に人気(子どもの人口が多い)の区のランキングをまとめました。

子供の人口
総数
1位伏見区27,06213,92513,137
2位右京区20,30710,4589,849
3位西京区16,4708,4857,985
4位左京区15,8107,9517,859
5位山科区12,2166,3295,887
6位北区11,0065,6925,314
7位南区10,6135,4365,177
8位中京区​​10,4935,3345,159
9位下京区7,2063,7093,497
10位上京区6,3953,2893,106
11位東山区2,4611,3191,142

参考:京都市のこどもの数 -令和6(2024)年「こどもの日」にちなんで- 

人気学区ランキング1位(最も子どもの総数が多い)は伏見区でした。
次いで、右京区、西京区と続きます。

京都市の各区のおすすめポイントと主な学区

ここからは、京都市各区のおすすめポイントと主な学区を、子どもの人口が多い順に紹介します。

伏見区

伏見区は京都市の南東部に位置しており、人口が約28万と、京都市内で最も多いです。
その分、子どもの人口も約2万7千人と多くなっています。

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伏見区の特徴・魅力

伏見区は、歴史的建造物が多く祭や伝統行事も豊富なエリアです。
歴史に触れながら子ども時代を送ることができます。

コンビニエンスストアやドラッグストア、スーパーマーケットのほか、商店街もあるので、日常生活で不便に感じることもないでしょう。

また、JR奈良線、京阪本線、京阪宇治線、近鉄京都線、京都市バス、京都バスが通っており、交通の便も非常に良いのが特徴です。

その他、個別指導塾、集団塾ともに豊富な数があり、教育における選択肢にも事欠きません。
さらに、環境をテーマにした活動が盛んで、環境学習施設「さすてな京都」など、親子で楽しく環境体験ができる学習施設もあります。

【最新版】京都市伏見区は本当に住みやすい?10個の魅力を徹底解説

伏見区の主な学区

令和5年度教育調査統計によると、伏見区における公立小中学校の数は、小学校が31校、中学校が13校、小中一貫校が1校となっています。
各学校について調べたうえで住むエリアを決めるのがおすすめです。
数が多いので、ここでは一部を紹介します。

小学校・深草小学校
・稲荷小学校
・藤ノ森小学校 など
中学校・深草中学校
・藤森中学校
・桃山中学校 など
小中一貫校・向島秀蓮小中学校

右京区

右京区は京都市の西部、桂川の東岸のエリアを指しており、市街地と農地、森林があるのが特徴です。人口は20万人を超える大きな区となっており、子どもの数も2万人を超えています。

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右京区の特徴・魅力

右京区は豊かな自然と歴史文化が両立しており、観光地としても人気の高い地域です。

駅前にはスーパーマーケットやコンビニエンスストア、ファーストフード店が充実しています。
また、駅から少し離れると大型ショッピングセンターが2つあるので、買い物に大変便利です。
東映太秦映画村など、休日のお出かけスポットも充実しています。

南部にはJR山陰本線、京福電気鉄道嵐山線・北野線、阪急京都本線、京都市営地下鉄東西線などが通っており、利便性も十分です。
北部の山間部の交通が心配になる人もいるかもしれませんが、路線バスが運行しているため問題ありません。京都駅には15分程度で行くことができます。
北部・南部ともに、通勤・通学での不便はないでしょう。

【最新版】京都市右京区ってどんな街?京都市右京区が住みやすい7つの理由

右京区の主な学区

令和5年度教育調査統計によると、右京区の公立小中学校は、小学校が20校、中学校が8校、小中一貫校が2校となっています。
数が多いため、ここでは一部を紹介します。

小学校・嵯峨小学校
・広沢小学校
・嵐山小学校 など
中学校・蜂ケ岡中学校
・太秦中学校
・嵯峨中学校 など
小中一貫校・宕陰小中学校
・京都京北小中学校

西京区

西京区は京都市の西南部に位置するエリアです。
昭和51年に右京区から分区した際の人口は9万人程度でしたが、その後、住宅開発や洛西ニュータウンの建設により、現在の人口は14万人程度になっています。
なお、子どもの人口は約1万6千人程度です。

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西京区の特徴・魅力

西京区は、自然や歴史に触れながら、子ども時代をのびのびと過ごせるエリアです。
嵐山をはじめとする美しい紅葉スポットや、数多くの寺社が魅力です。

東側は阪急京都本線・嵐山、JR山陰本線が通っています。
市の中心部や大阪へのアクセスが良く、通勤や通学に便利です。
治安も良く、安全な環境で子育てできる点も大きな利点です。

【最新版】京都市西京区は住みやすい?子育て・治安・交通など7つの魅力を徹底解説

西京区の主な学区

令和5年度教育調査統計によると、西京区の公立小中学校は、小学校が17校、中学校が8校となっています。
数が多いため、ここでは一部を紹介します。

小学校・川岡小学校
・桂徳小学校
・樫原小学校 など
中学校・桂中学校
・松尾中学校
・桂川中学校 など

左京区

左京区は京都市の東北部の面積を大きく占めるエリアです。
人口は約16万人、子どもの人口は1万5千人となっています。
南部は都市市街となっていますが、中部は市街地と農村地、北部は農山村と、場所によって環境が大きく異なります。

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左京区の特徴・魅力

左京区には京都大学など6つの大学が存在しており、「学生のまち」として知られています。
留学生も多いため、国際的な教育をしたい人にもおすすめのエリアです。
京都市美術館、府立図書館、府立総合資料館など、文化や学術関連の施設も多いのも特徴です。

スーパーマーケットや大きめのショッピングセンターがあるので、買い物に不自由することはありません。
広い森林公園の「山村都市交流の森」やキャンプが楽しめる「花脊山の家」、川遊びが楽しめる「久多キャンプ場」があり、自然と触れ合う子育てができるのもポイントです。

また、京都市営地下鉄烏丸線と京阪鴨東線、叡山電鉄本線・鞍馬線が走っており、交通の便も良好です。
地下鉄や京阪線の駅近くに住めば、京都駅や大阪方面、繁華街にも行きやすいでしょう。

左京区の主な学区

令和5年度教育調査統計によると、左京区の公立小中学校は、小学校は18校、中学校は6校、小中一貫校は2校となっています。
数が多いため、ここでは一部を紹介します。

小学校・明徳小学校
・岩倉南小学校
・岩倉北小学校 など
中学校・岡崎中学校
・高野中学校
・下鴨中学校 など
小中一貫校・大原小中学校
・花背小中学校

山科区

山科区は、京都市の東に位置しています。
京都市の中でも面積の広い区の一つです。
人口は約13万人で、そのうち子どもの人口は約1万2千人です。

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山科区の特徴・魅力

山科区は、緑豊かな公園が多く、子どもを遊ばせる場所には困りません
京都大学大学院理学研究科附属花山天文台では子ども向けのイベントも開催されています。
また、「山科青少年活動センター」は、子どもと若者をサポートする施設です。

スーパーマーケットは激戦区といわれるほど数が多く、商業施設が充実しているため、買い物にも便利です。

JR東海道線・湖西、京都市営地下鉄東西線、京阪京津線が通っており、京都市中心部や大阪市のベッドタウンとして選ばれています。
京都駅まで5分、大阪駅まで35分という利便性が魅力です。

山科区の主な学区

令和5年度教育調査統計によると、山科区の公立小中学校は、小学校が13校、中学校が6校となっています。
数が多いため、ここでは一部を紹介します。

小学校・山階小学校
・西野小学校
・山階南小学校 など
中学校・山科中学校
・勧修中学校
・大宅中学校 など

北区

北区は京都市の北西に位置し、京都市で3番目に大きい区です。
人口は約11万人となっており、ピーク時よりも減少している一方、世帯数は増加しているのも特徴です。子どもの人口は約1万1千人です。

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北区の特徴・魅力

北区は、単身からファミリー層まで、さまざまな世帯が暮らしているエリアです。

中心部にはショッピング施設や公共施設の入る複合施設や大型ショッピングセンターなどが充実しています。
京都市に一つしかない交通公園である大宮交通公園があり、子どもが交通ルールを楽しく学べます。
一方で、中心地から離れたエリアには山や川の自然が多く、ゆとりを持って子育てができるでしょう。

交通面では、京都市営地下鉄烏丸線、京福電気鉄道北野線、叡山電鉄鞍馬線が通っており、京都まで15分程度で行けます。

北区の主な学区

令和5年度教育調査統計によると、北区の公立小中学校は、小学校が17校、中学校が6校となっています。
数が多いため、ここでは一部を紹介します。

小学校・元町小学校
・上賀茂小学校
・柊野小学校 など
中学校・加茂川中学校
・西賀茂中学校
・旭丘中学校 など

南区

南区は京都駅の南部に位置しており、ほぼ高低差のない京都盆土にあります。
人口は約10万人であり、子どもの人口は約1万人です。

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南区の特徴・魅力

南区は京都らしく自然が多い一方で、有名企業の本社があるなど都会的な側面もあわせ持つエリアです。
大型ショッピングモールがあるため買い物にも便利です。

JR京都線、近鉄京都線、京都市営地下鉄烏丸線などが通っており、利便性も重武運といえるでしょう。JR東海道本線が通っていて、新幹線も利用可能となっています。
仕事で遠くに行く人や、遠距離通学を想定している場合にもおすすめです。

南区の主な学区

令和5年度教育調査統計によると、南区にある小中学校は、小学校が10校、中学校が4校、小中一貫校は1校となっています。
数が多いため、ここでは一部を紹介します。

小学校・九条弘道小学校
・九条塔南小学校
・南大内小学校 など
中学校・八条中学校
・九条中学校
・久世中学校
・洛南中学校
小中一貫校・凌風小中学校

中京区

中京区は京都市のほぼ中央に位置しており、南西方向へ傾いた形になっているのが特徴です。
人口は約11万人となっており、子どもの人口は約1万人です。

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中京区の特徴・魅力

中京区は、京都市の行政や経済の中心地として栄えており、老舗百貨店から専門店街など、さまざまな商業施設がそろっているエリアです。
四条通や烏丸通など、京都を代表する通りや観光地もあります。

ショッピングはもちろん、サムライ忍者ミュージアム京都などのお出かけスポットも充実しています。公園も点在しており、都市部で楽しく子育てしたい人に向いているでしょう。

また、電車・バス共に複数線が利用でき、京都の中心地というだけあって交通の利便性にも優れています。

中京区の主な学区

令和5年度教育調査統計によると、中京区の公立小中学校は小学校が11校、中学校が8校となっています。数が多いため、ここでは一部を紹介します。

小学校・御所東小学校
・御所南小学校
・高倉小学校 など
中学校・北野中学校
・朱雀中学校
・京都御池中学校 など

下京区

下京区は京都市の中央に位置しており、京都市で一番狭い区で、人口は約8万人です。
子どもの人口は約7千人と、1万人を切っています。

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下京区の特徴・魅力

下京区には京都駅があり、利便性に極めて優れています。
阪急京都線の四条駅や、JR東海道線の西大路駅、阪急京都線の京都河原町なども下京区にあり、総じてアクセスの良いエリアといえるでしょう。

また、水族館や百貨店、劇場、グルメスポットなど、大人から子どもまで楽しめる施設が充実しています。子連れでお出かけする際に、行き先に困ることもないでしょう。
都会的な一方、京都らしく歴史や自然が豊富な点も魅力です。

下京区の主な学区

令和5年度教育調査統計によると、下京区にある公立小中学校は、小学校が8校、中学校が3校となっています
数が多いため、ここでは一部を紹介します。

小学校・洛央小学校
・下京渉成小学校
・下京雅小学校 など
中学校・下京中学校
・七条中学校
・洛友中学校

上京区

上京区は京都市のほぼ中央に位置しており、鴨川や紙屋川があるエリアです。
人口は約8万人となっており、子どもの人口は約6千人となっています。

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上京区の特徴・魅力

上京区には大小さまざまなスーパーマーケットにくわえて、昔ながらの商店街もあるため、買い物には困りません。

また、京都府立医科大学附属病院、日本赤十字社京都第二赤十字病院などの総合病院や、京都大学医学部附属病院があるなど、大きな病院がたくさんあるのも特徴です。

さらに、京都府警察本部があるため治安が良く、安心して子育てができるでしょう。

上京区の主な学区

令和5年度教育調査統計によると、上京区の公立小中学校は、小学校が9校、中学校が4校となっています。
数が多いため、ここでは一部を紹介します。

小学校・室町小学校
・京極小学校
・新町小学校 など
中学校・烏丸中学校
・上京中学校
・嘉楽中学校
・二条中学校

東山区

東山区は京都市の東寄りに位置し、区の半分ほどが山林となっている緑豊かなエリアです。
人口は約3万5千人で子どもの人口も約2千人となっています。
いずれも京都市の区の中では最も少ないです。

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東山区の特徴・魅力

東山区は人気の清水寺や祇園があるため、観光地として知られており、住む地域というイメージが沸かない人もいるかもしれません。
しかし、近年は流入人口を増加させるために行政と区民がさまざまな工夫をしています。

他の区と比べて、保育園などの選択肢が豊富で入園しやすいです。
また、小中学校がいずれも一貫校となっており、地域と連携して学べる点も特徴です。
東山区から約10キロ圏内には国公私立の高校がたくさんあるため、高校への通学もしやすいでしょう。

京都市営地下鉄東西線や京阪、阪急、JRの4路線が通っており、交通の利便性は悪くありません。
5分に1本程度走っている市バスも大変便利です。

東山区の主な学区

令和5年度教育調査統計によると、東山区は小学校・中学校ともに0校で、小中一貫校が2校となっています。

小中一貫校・開睛小中学校
・東山泉小中学校

まとめ

京都市の子育て世帯に人気の区と、それぞれの特徴を紹介しました。
子どもの数が最も多いのは伏見区ですが、どの区にも異なる魅力があるため、ランキングだけで測れるものではありません。

自身やご家族にとっての優先順位を明確にしたうえで、理想に近い暮らしができるエリアを選ぶことが重要です。

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